奈良公園 祈りの散歩道
興福寺五重塔(こうふくじごじゅうのとう) → 一の鳥居 → 春日大社(かすがたいしゃ)表参道 → 円窓亭(まるまどてい) → 浮見堂(うきみどう) → 高畑県営駐車場 → 志賀直哉旧居 → 春日大社 → 水谷神社(みずやじんじゃ) → 若草山 → 手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう) → 三月堂 → 二月堂 → 絵馬堂 → 大仏殿 → 南大門
春日の神域に向かって先ず一礼。一の鳥居をスタートします。木々に覆われた厳かな参道を進みます。しばらくして右にそれ、少し坂の小道を上ると瀟洒な円窓亭(まるまどてい)。下には鷺池の浮見堂(うきみどう)が見えます。坂を下りて浮御堂に通じる板の橋をわたりましょう。池の畔には水琴窟(すいきんくつ)もあり、水を入れるといい音を奏でます。池を眺めながら畔を東へ、飛火野(とびひの)を左に見て道を渡り、高畑に通じる道に出ます。右には県営の駐車場。トイレも完備です。
高畑界隈は立派な住宅が並んでいて、ゆるやかな坂道を登ると、志賀直哉の旧居があります。ここは彼の文人が歩いた道。そこから再び森の中へ、春日の神々に抱かれた思いでささやきの小径をたどります。恋人同士になったつもりで密やかに手でもつないで歩きましょう。車椅子は残念ながら通れません。
森林浴に浸りながら地道を歩くと、やがて春日のお社に出ます。神殿に向かって二礼二拍手一礼。清らかに祈りましょう。本殿前から貴賓館を通り、神山境の前には小さな祠もあります。水谷神社(みずやじんじゃ)の横には見事な の木。下をくぐるようにして小川を渡ると、前に若草山麓に通じる階段が見えてきます。少し息を弾ませて登ります。
右は若草山、左は茶屋や旅館、土産物屋が軒を連ねています。どこかで朝の茶粥でもいただきたいところです。舗装された車道を下ると再び地道へ。手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)が右手にあります。ここは大仏様を建立する時、宇佐八幡様に神託を仰ぎ、はるばる迎えた社です。そこからはお水取りで有名な二月堂が目の前、階段を上って秘仏の十一面観音様に参りましょう。回廊から見る奈良の朝はまた格別です。帰りは絵馬堂の横を通って本坊へ一直線。トントンと足取り軽く下りましょう。鏡池の向こうには大仏殿がそびえています。参道にでたら大仏様にご挨拶。南大門で仁王様にもご挨拶。今日も一日力強くお守りくださるよう合掌、礼拝。 ここで一応終点。後は気の向くままに何処でも・・・。
奈良博物館の東北の隅に、「鴎外の門」があります。森鴎外が博物館の館長として赴任した折に利用した宿舎跡です。鹿と戯れながら博物館を通って興福寺へ、五重塔は奈良のシンボル。南円堂は西国第6番の札所です。 ここまで歩くと約5km。